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理事長通信

第22号 人生の転機

当財団の理事長を務めております山中 寿ですが、2024年10月23日より学校法人東京女子医科大学の理事長・学長に就任いたしました。まさに青天の霹靂であり、私が一番驚いております。70歳にして人生最大の転機を迎えようとは、1か月前まで思いもよりませんでした。

東京女子医科大学は私が37年間在籍し、教育、研究、診療に励んだ私の第二の母校でありますが、2019年に私が退職した後にいくつもの不祥事が重なり、学内に様々な軋轢が残っており、問題が山積しております。まさに火中の栗を拾う様な役回りではありますが、関係者のご尽力により再生の道を歩み始めたところですので、全職員の先頭に立って、東京女子医科大学の過去の栄光を取り戻すべく、尽力するつもりであります。

結果的に、現在まで診療を行ってきた山王メディカルセンターは10月末に退職し、医師になって以来44年間継続してきた診療活動は休止いたしました。つまり、「お医者さん」を卒業することになったわけで、寂しい限りではありますが、今後は第二の人生のつもりで、東京女子医科大学の組織改革に尽力する覚悟です。皆様のご理解とご支援を心よりお願い申し上げます。

公益財団法人 痛風・尿酸財団の理事長職については、今後も引き続き勤めるつもりでおりますので、こちらも皆様のご理解とご支援を心よりお願い申し上げます。

 

2024年11月6日
公益財団法人 痛風・尿酸財団 理事長
学校法人東京女子医科大学 理事長・学長
山中 寿

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