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理事長通信

第8号 財団に対する寄付のお願い

当財団の理事長を引き受けて1年になります。当財団を創設された御巫清允先生、引き継がれた鎌谷直之先生の後を受けて、この財団を皆様と共に盛り立てていきたいと思っておりますので、よろしくご支援をお願いいたします。

当財団の活動は、1)痛風や尿酸に関係する研究助成、2)痛風や尿酸に関する研修会の開催と痛風協力医療機関の整備、が日本の柱になっております。特に、1)研究助成に関しては、当財団が資金を支援した痛風や尿酸に関する研究が広く世界に認められて、我が国をこの領域における世界のトップランナーに育ててきた実績があります。今後も、優れた研究に対して積極的な財政的支援を行っていく所存であります。

当財団が提供する研究資金は、設立時に集めていただいた基本財産の運用益と、皆様からの寄付で成り立っております。ご存知のように、世界的な金融緩和のために我が国もゼロ金利政策を継続しており、定期預金では果実収入を得ることはできません。したがって資産運用をする必要がありますが、公益財団法人としてリスクをできるだけ抑えねばならず、運用による収入には限度があります。すなわち、皆様からの寄付金が重要な収入源になって参ります。痛風協力医療機関の皆様や、賛助会員の方々、そして関係する企業の皆様から、毎年寄付をいただいておりますが、社会情勢の変化もあり、企業からの寄付は年々減少する一方です。このままでは、毎年の研究助成に資金を充当することが困難になってくると危惧しております。

痛風協力医療機関の皆様や、賛助会員の方々、そして関係する企業の皆様には、今まで以上にご支援をお願いしたいのですが、この記事をお読みいただいている皆様も、是非とも当財団への寄付をお願いいたしたく存じます。

1. いただいた寄付金は、主として公募した研究に対する助成金に充当いたします。

2. 少額でも結構です。税制上の優遇措置により、2,000円を超える寄付には税額控除が適応されます。

3. 当財団のホームページの寄付申し込みのサイトを改編し、ネットで申し込みができるシステムを導入いたしました。https://www.tufu.or.jp/donation/

4.ご寄付いただいた皆様のご氏名は、了解が得られましたら、ホームページに掲載させていただきます。

本年度からは、私も個人として寄付をさせていただきます。皆様におかれましては、是非とも積極的なご寄付をお願いいたしたく存じます。

 

2021年5月1日

公益財団法人 痛風・尿酸財団 理事長
医療法人財団順和会山王メディカルセンター院長
山中 寿

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