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痛風・尿酸財団について

理事長挨拶

鎌谷 直之理事長
株式会社スタージェン医療人工知能研究所所長

鎌谷 直之

公益財団法人痛風・尿酸財団は、1984年8月1日に当時の厚生省の認可を受けて財団法人痛風研究会として発足し、その後2008年12月に施行された新公益法人 法に基づく認定を受けて、2009年12月1日に公益財団法人へ移行した財団で、痛風に関連する研究の助成の他、一般医師や医療関係者を対象とした痛風治療の研修会の開催や痛風協力医療機関の推薦などの活動を行っています。2019年6月までは痛風財団という名称を用いていましたが、多くの方々のご要望に応え「尿酸」を加えた現在の名称となっています。

設立以来、自治医科大学、東京女子医科大学の教授を勤められたわが国の痛風の第一人者、御巫清允先生を理事長として運営され、痛風の研究や診療に大きく貢献してきました。御巫先生の後任として、私、鎌谷直之が理事長の役を仰せつかり、現在に至っています。

痛風の原因は血液中の尿酸が増える、高尿酸血症です。そのため血液の尿酸値が病院や健康診断で普通に測定されるようになりました。今や血清尿酸値や尿中の尿酸値は臨床検査の中でも主要な項目となっています。それにより、尿酸は痛風以外のさまざまな病気や健康状態に関係することがわかってきました。更に尿酸が高いことだけではなく、尿酸が低いことも健康と関係していることもわかってきました。例えば、腎臓病、循環器疾患、神経疾患、糖尿病などの内分泌疾患、悪性腫瘍、筋肉運動、食事や栄養、飲酒なども尿酸と関係する事がわかってきました。

世界の人口の高齢化もあり、健康や医療は社会の重要な問題となりつつあります。医学は発達したとはいえ、まだ治療法のない病気はたくさんあります。例え薬などの治療法があっても患者さんの満足が十分得られない分野も多くあります。痛風に限らず医学のあらゆる分野で新しい薬を待っている患者さんはたくさんいます。尿酸が痛風だけではなく多くの病気に関係していることから、尿酸の研究により痛風以外の病気に対する治療薬や診断法が見つかる可能性が高くなっています。公益財団法人痛風・尿酸財団はそのような研究や診療も促進したいと考えています。

世界に通用する痛風と尿酸の研究を促進するため、公益財団法人痛風・尿酸財団は痛風だけではなく尿酸に関連する研究の助成にも力を入れます。 また、痛風・尿酸研修会などを通じて、痛風と尿酸に関する医療関係者の医学、医療知識の増強もはかります。常に、より有効で、より安全な治療を目指す医療関係者に最新の知識と技術を提供します。最近では患者さんや家族の方もかなりの医学知識を持っていることも多いので、それに正しく対処するには、それよりも深い医学知識が必要なのです。また、患者さんの質問などに応じ、痛風協力医療機関の紹介を続けますが、それを拡大し、社会への痛風と尿酸に関する正しい知識の提供に、さらに力を入れたいと考えています。

 

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